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消化管は人体最大の免疫装置
消化管の長さは約10m 従来、食べた物を消化して栄養分の吸収、そして食べ物の残がいを排泄するのが主な役割と 考えられてきました。 しかし、1999年9月25日、東京プリンスホテルにて、第二回日本臨床腸内微生物学会(会長、 日本大学医学部第三内科、岩井重富教授)が開催され、その特別講演で炭山嘉伸博士(東邦 大学外科学第三講座)は、「腸内細菌叢の変動とMRSA」という演題で次のような趣旨の話を されています。 「…消化管は消化吸収の場であるとともに、その感染防御機構が注目されている。消化管の 感染防御機構の一つは免疫機構であり、(中略)、消化管は人体最大の免疫装置といわれている。 消化管の感染防御機構のもう一つは腸内細菌叢であり、100兆個といわれる腸内細菌が、 外来菌の侵入・増殖を阻止し、さらに、前述の免疫系を刺激し、賦活している。…」 つまり、消化管の機能とは、一般的に、消化・吸収・排泄が主でしたが、この特別講演の 内容から、人体最大の免疫装置であるということが分かってきました。 しかし、消化管が人体最大の免疫装置であっても、約10mの消化管に約100兆個、約1000g〜 1500gの腸内細菌が棲みついているわけですから、善玉菌と悪玉菌のバランスが悪ければ、 免疫装置も十分に稼働できません。 この免疫装置を十分に発揮させるためには、常に消化管に定着する腸内フローラのバランス を良い状態に保つことが重要なのです。 消化管は人体最大の免疫装置です! 消化管の長さは約10m。 従来、食べた物を消化して栄養分の吸収、そして食べ物の残がいを排泄するのが主な役割 と考えられてきました。 しかし、1999年9月25日、東京プリンスホテルにて、第二回日本臨床腸内微生物学会 (会長、日本大学医学部第三内科、岩井重富教授)が開催され、その特別講演で 炭山嘉伸博士(東邦大学外科学第三講座)は、「腸内細菌叢の変動とMRSA」という演題で 次のような趣旨の話をされています。 「…消化管は消化吸収の場であるとともに、その感染防御機構が注目されている。消化管の 感染防御機構の一つは免疫機構であり、(中略)、消化管は人体最大の免疫装置。 消化管の感染防御機構のもう一つは腸内細菌叢であり、100兆個といわれる腸内細菌が、 外来菌の侵入・増殖を阻止し、さらに、前述の免疫系を刺激し、賦活している。…」 つまり、消化管の機能とは、一般的に、消化・吸収・排泄が主でしたが、この特別講演の 内容から、人体最大の免疫装置であるということが分かってきました。 しかし、消化管が人体最大の免疫装置であっても、約10mの消化管に約100兆個、 約1000g〜1500gの腸内細菌が棲みついているわけですから、善玉菌と悪玉菌のバランスが 悪ければ、免疫装置も十分に稼働できません。 この免疫装置を十分に発揮させるためには、常に消化管に定着する腸内フローラの バランスを良い状態に保つことが重要なのです。 (参考文献) ガンに克つ!!驚異の腸内細菌パワー 越浦 良三 (監修) 2000/10
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